【ネタバレなし・約70時間全クエストクリア】復帰勢に贈る！モンスターハンターワイルズのレビューとおすすめ武器

この記事はこんなに人におすすめ

・昔PSPでモンハンしていて、ワイルズの購入を検討している

・久々にモンハン復帰するけど、武器の操作がどれも難しい

・長く遊べるゲームを探している

こんにちは、しょん🦝です！

今回は2025年2月28日に製品版が発売された、モンスターハンターワイルズ（以下：モンハンワイルズ）を約70時間プレイし、全クエストをクリアしてエンドコンテンツまでプレイしましたので、レビューします。

私自身モンスターハンターポータブル3rd（PSP）からの復帰勢で、実に約15年ぶりのプレイとなり、プレイフィールや操作感覚などが別物になっていたのでアクションゲーム慣れしている筆者でも最初は戸惑いました。元々使っていた武器を使ってもチュートリアル時点で複雑！と思ったのですが、そうした復帰勢や初心者でも使いやすい武器種の紹介なんかも、こちらでご紹介したいと思います。 友達とやって盛り上がるSSS級の筆頭作品ですので、プレゼントとしてもゲーム好きなら最適ですね！

■モンスターハンターワイルズ

対応機種 ：Steam(Windows)、PlayStation5、Xbox Series X/S

対応言語 ：日本語、英語、他9か国語展開

ジャンル ：ハンティングアクション

発売日　：2025年2月28日（最新アップデートにより随時追加コンテンツも配信予定）

価格        ：デジタル版：9,900円（税抜）、通常版パッケージ：9,900円（税抜）

→パッケージ版購入の場合Amazonなら定価より安く、8,173円で購入可能！

プレイ人数 ：4人までのPS Plusオンラインプレイヤー対応

【PS5】モンスターハンターワイルズ

■モンハンワイルズ 本音レビュー

約70時間程度プレイし全クエストをクリアし、厳選要素などのやりこみ要素もあらかたプレイが終わり、DLCや追加アップデートを心待ちにしている状況で、現在はクリアを頑張っている友人と協力プレイをし、助太刀をメインにプレイをしています。

そんな筆者が今作をレビューするなら、「現状は神ゲーにはギリギリ届かないが、ライト層も復帰勢もコア層も置いていかない、超良作」という評価となります。モンハンはアップデートで追加コンテンツが随時来るので、あくまで現状の評価です。

魅力や良くなかった点についてはこの後の項で詳しく触れますが、やめ時が分からず一気にプレイしてしまうモンハンの中毒性や、友達とワイワイ狩りに赴く楽しさを変わらず存分に発揮しているという部分と、初めてプレイする層にもおすすめできる難易度が共存できており、この調整は簡単ではなかっただろうなと素人目線ながら推察しました。

ストーリー　：★★

戦闘　　　　：★★★★★

ゲームシステム：★★★★

操作性　　　：★★★

グラフィック：★★★★★

ボリューム　：★★★★

総合評価　　：9/10点

■モンハンワイルズの魅力５選

① 圧倒的なオープンワールド体験

本作ではシームレスなオープンワールドが採用されています。ロード時間が大幅に短縮され、時間帯や天候による変化が狩猟環境に影響を与えるため、リアルな狩猟の臨場感を存分に味わえます。

Check point：PS4などの前作モンハンワールドもシームレスだったようですが、ＰＳＰのエリア制からの復帰勢からすると、オープンワールドの時点で解放感がとてつもなく、感動もの。

懐かしの森丘エリア制マップ・・

ワイルズのごく一部のマップ。全て繋がっています

② 進化したモンスターAIと生態系

モンスター同士の縄張り争いや、周囲の環境を活かした狩りのシーンが見どころです。各モンスターが個性豊かな行動パターンを見せるため、戦略を練りながら臨む戦いは、従来のシリーズを知るプレイヤーにも新鮮な驚きを与えます。

③ 革新的なアクションの追加

これまで以上に武器ごとに固有の連携攻撃や回避アクションが可能に。戦闘のスピードと戦略性が飛躍的に向上し、プレイヤーの技量に合わせた多彩な戦法が楽しめます。

Check point：ちょっとゲーマー的な視点になりますが、いわゆる「クソボス」が少なかったのも良かった点。理不尽な被弾はあまりなく、しっかりモンスターの行動パターンを読んで回避やガードをし、反撃ができる仕様なので、やればやるほど戦闘が楽しくなる作り。

④ ソロプレイでも安心のバランス調整

従来のオンライン主体のシステムに加え、ソロプレイでも十分に楽しめるようNPCサポートや調整が施されています。復帰勢や一人でじっくり狩猟を楽しみたいプレイヤー、初めてのプレーヤーにも優しい設計です。

Check point：昔はソロで大型モンスターを狩ろうと思うと気力と覚悟が多少は必要でしたが、今作はソロでもサポートハンターというストーリーにも登場する味方ハンターを召喚して共闘できるので、ソロではクリアが厳しい場合でも安心。

⑤ 装備カスタマイズとクラフトの奥深さ

これまで同様、多種多様な素材を使って自分好みの武器や防具を作成可能。素材の組み合わせによるスキル発動の変化や、外観のカスタマイズの幅広さは、プレイヤーそれぞれの戦闘スタイルに合わせた最適解を導き出します。

Check point：今作は見た目の設定がとにかく細かく、装備を着ていながら着ていないようにしてキャラクリエイトした姿を前面に出したり、インナー装備も細かく設定できたりと芸が細かい。

■モンハンワイルズの悪かった点、注意点

1.ストーリーは賛否が分かれる

ネタバレ回避のため詳しくは書きませんが、賛否の分かれるストーリー展開といわれており、そこはその通りだったなと思いました。またストーリーの難易度は低く設定されており、「エンドロールまでがチュートリアル」と言われてしまっているのも納得はできます。ただ、エンドロールを見てからの所謂「上位」に突入してからが本番。今までの歯ごたえのあるモンハンがそこにありますし、エンドロール後もストーリー的なものは続きますので、そこはご安心ください。

2.始めたての頃のインターフェースの難しさ

狩猟を快適に行うためのインターフェースはしっかり作りこまれていてやれることが多いのですが、その説明が丁寧ではないため「えっ、そんな便利設定できたん？！」みたいな事をクリアしてから気づく、などということもありました。なんというか、エクセルの関数みたいな感じですw

3.ゲームボリューム

これは発売から一気にやりすぎた筆者が悪いのですが、もっともっと強い敵、新しい敵、困難に立ち向かいたい、というのが正直な今の感想です。70時間遊べてここからアップデートも来るので、ボリュームとしてはむしろ多いのは分かっているのですが、SSS級タイトルなだけにもっともっとやりたい。これはむしろプラスな点なのかも知れませんねw 　　

4.武器ごとの操作難易度の差

これは復帰勢特有の悩みかもしれませんが、全ての武器種の攻撃が多彩になりすぎて最初は困惑しました。練習場的なところもありどの武器を使うか吟味もじっくりできるので、そのあたりの気遣いは流石でした。

5.プラットフォームの違いに注意

PS5、Xbox Series X|S、そしてPC（Steam）など複数のプラットフォームで発売されていて、各プラットフォームで価格や仕様、ダウンロード版とパッケージ版で内容が異なる場合があるため、購入前に公式サイトや販売店の情報をよく確認する必要あり。

■初心者や復帰勢でも使いやすい武器種レビュー

良かった点や悪かった点でも少し触れましたが、初心者の方や復帰勢はアクションの多彩さに戸惑うかもしれません。同じ経験をした筆者が、一般的な各武器のメリット/デメリットの記載とともに、独断と偏見で全14武器各種を試したレビューを書いておきますので、武器選びの一助になればと思います。

① 大剣

◆メリット：

• 一撃の火力が高く、巨大なモンスターに対して大ダメージを狙える。
• タメ攻撃で一気にダメージを与える爽快感。

◆デメリット：

• 攻撃のスピードが遅く、隙が大きいため回避やガードが必須。
• 動きが重いため、素早いモンスターには対応が難しい。

独断レビュー：一撃が重い武器種の中では使いやすく、確実に一発を当てていけば難しい操作がなくとも立ち回れる。復帰勢としては使用感が過去のものに近く、使いやすい。

使いやすさ：★★★

② 太刀

◆メリット：

• 流れるような連続攻撃とカウンター技「見切り斬り」で攻守に秀でる。
• 機動力があり、柔軟な立ち回りが可能。

◆デメリット：

• ゲージ管理が必要で、ミスするとリスクが大きくなる。
• コンボの習得に時間がかかるため、慣れるまでが大変。

独断レビュー：立ち回りは難しくはないのだが、効果的にダメージを与えるには少し操作に慣れが必要。復帰勢としては使用感が過去のものより複雑になっており、別武器に感じた。

使いやすさ：★★★

③ 片手剣

◆メリット：

• 攻撃と防御のバランスがよく、アイテム使用が可能な点が魅力。
• 俊敏な動きで連続攻撃がしやすい。

◆デメリット：

• 単発火力が低めで、長期戦ではダメージが物足りなく感じる場合がある。
• 高速攻撃ゆえに、スタミナ管理が重要。

独断レビュー：立ち回りは難しくはないが火力が出しにくく、初心者も安心との触れ込みだが復帰勢からするとより玄人向きの印象。

使いやすさ：★★★

④ 双剣

◆メリット：

• 圧倒的な攻撃速度で連続ヒットを狙える。
• 素早い動きで回避も可能なため、攻撃と防御のバランスが取れる。

◆デメリット：

• 防御面で脆く、一撃を受けるとリスクが大きい。
• スタミナ消費が激しく、長時間の連続攻撃は難しい

独断レビュー：立ち回りは少し考える必要があるが、操作はかなりシンプル。連撃と回避の爽快感もあり、初心者でも楽しめると思う。

使いやすさ：★★★★★

⑤ハンマー

◆メリット：

• 打撃力が高く、モンスターをスタン状態にさせるチャンスが豊富。
• 大振りの攻撃が当たると爽快感が抜群。

◆デメリット：

• リーチが短いため、遠距離のモンスターには接近が必要。
• 攻撃スピードが遅く、防御面に不安がある。

独断レビュー：大剣と並ぶ高火力武器だが、復帰勢からすると一気に操作が難しくなっている印象。立ち回りも大剣と比べてガードができないのでその分マイナスした。

使いやすさ：★★

⑥ 狩猟笛

◆メリット：

• 攻撃と同時に仲間へのバフ効果を付与できるため、パーティ全体の戦闘力が向上。
• 音楽に合わせたリズムアクションが戦闘に彩りを与える。

◆デメリット：

• リズムに合わせた操作が難しく、習熟に時間がかかる。
• 単体での火力はやや劣るため、役割がパーティ依存になる。

独断レビュー：PSP時代からパーティに一人いると超ありがたがられる存在。ただし使いこなすには味方の役割を想定する頭の使い方と、操作技術の両輪が必要なため、使いこなす難易度は高い。

使いやすさ：★★

⑦ ランス

◆メリット：

• 高い防御力と堅実なガード性能で、確実にダメージを防ぐ。
• リーチが長く、安定した反撃が可能。

◆デメリット：

• 動きが鈍重なため、回避行動が限定される。
• 攻撃のバリエーションが少なく、マンネリ化しやすい。

独断レビュー：デメリットの攻撃バリエーションの少なさは使いやすさと表裏一体。確かに爽快感は高くないが、しっかり受けて反撃する楽しさもあるので、初心者のサブ武器としてはかなりおすすめ。

使いやすさ：★★★★★

⑧ ガンランス

◆メリット：

• 近接攻撃と爆発攻撃のハイブリッドで、多角的なダメージが狙える。
• 堅実な防御性能とコンボの幅広さが魅力。

◆デメリット：

• リロードや貯めゲージの管理が難しく、操作に習熟が必要。
• 動作が重いため、スピーディな動きが求められるシーンでは不利。

独断レビュー：色気のあるランス。一発の火力もあるし思っているより操作は難しくないため、ランスで慣れてから浮気するのはアリ。

使いやすさ：★★★

⑨ スラッシュアックス

◆メリット：

• 斧モードと剣モードの2形態を持ち、状況に応じた攻撃が可能。
• 強力な斬撃と変形による連携攻撃で、戦局を一変させる。

◆デメリット：

• 変形タイミングやコンボが複雑で、初心者には扱いづらい。
• 状態切替時に隙が生じやすく、回避が求められる。

独断レビュー：筆者が過去使っていた武器種なのもあるが、変形攻撃やゲージ管理はあるもののそこまで操作は煩雑ではない部類。大技あり、連撃あり、爽快感ありで個人的にはおすすめ。

使いやすさ：★★★★

⑩ チャージアックス

◆メリット：

• 盾と斧の機能を併せ持ち、高い防御力と火力を両立。
• チャージシステムにより、一気に強力な攻撃に転じることが可能。

◆デメリット：

• コンボが非常に複雑で、タイミングやゲージ管理に熟練が必要。
• 操作ミスが致命的になりやすく、上級者向けの設計。

独断レビュー：筆者が使いたかったけれど、いったん断念した武器種Part1。PSP時代にはなかった武器種のため非常に興味があったが、慣れる前に爽快感欲しさにさじを投げてしまった・・・

使いやすさ：★

⑪ 操虫棍

◆メリット：

• 高い機動力と空中戦が可能で、斬新な立体戦が楽しめる。
• 操虫によるサポートで、攻撃パターンに幅が出る。

◆デメリット：

• 操虫の操作や連携が独特で、慣れるまで時間がかかる。
• 地上戦と空中戦の切り替えに注意が必要。

独断レビュー：筆者が使いたかったけどいったん断念した武器種Part2。こちらもPSP時代にはなかった武器種のため非常に興味があり使用感も爽快だったが、最大限使いこなすにはやることがあまりに多かった。遠隔武器と近接武器の操作を高次元でこなす必要がある印象。

使いやすさ：★

⑫ 弓

◆メリット：

• 遠距離からの精密射撃で、安全な位置からモンスターにダメージを与えられる。
• 状況に応じた矢の使い分けが戦略の幅を広げる。

◆デメリット：

• 狙いを定める必要があるため、動きながらの攻撃には難がある。
• 距離が離れると風や天候の影響を受けやすい。

独断レビュー：遠隔武器の中では使いやすく、雑に使っても強い武器種。ただし高次元でプレイするにはそこそこのハードルがあり、遠隔武器の共通点ではあるが、矢の使い分けをする必要があるためシンプルに忙しい。

使いやすさ：★★

⑬ ライトボウガン

◆メリット：

• 高速連射と機動性を兼ね備え、手軽に遠距離攻撃が可能。
• 軽量で素早い動きにより、敵の急襲にも柔軟に対応。

◆デメリット：

• 単発あたりのダメージが低いため、連射を継続しなければ効果が薄い。
• 弾薬管理が重要で、状況に応じた切り替えが必要。

独断レビュー：弓とヘビィボウガンの間の性能と使い心地の印象。正直一番使った時間が短いので、勝手ながらこの評価です…

使いやすさ：★

⑭ ヘビィボウガン

◆メリット：

• 強力な一撃や爆発物を使用でき、モンスターに対して大ダメージを狙える。
• 安定した火力と、特殊弾薬による戦略的な攻撃が魅力。

◆デメリット：

• 機動性が低く、リロードに時間がかかるため、隙を突かれやすい。
• 装備重量が大きく、移動速度や回避性能に影響が出る。

独断レビュー：弓とヘビィボウガンの間の性能と使い心地の印象。正直一番使った時間が短いので、勝手ながらこの評価です…

使いやすさ：★

以上、「モンハンワイルズ」の本音レビューでした。ライト層への間口も広く、復帰勢は特に絶対やるべきと感じたSSS級の一本です。色々と書きましたが、ワクワクの止まらないしっかり作りこまれた作品ですので、気になっている方はぜひ、手に取ってみてください。

【PS5】モンスターハンターワイルズ

今回はモンハンワイルズのレビューについてご紹介しました。
以下の記事も参考になる可能性がありますので、良ければご参考ください🦝